こんばんは、そのさき、です。
完璧にやりたいと、私は常々思っていたし努力もしていました。だから人にも完璧を求めて、とても厳しい人でした。
完璧にすることがいいこと、完璧は社会人なら当然、と思い込んでいたんですね。なので、どこかに不備がある状態や中途半端な状況は苦手、というか嫌いでした。嫌悪に近いくらいダメでした笑
ある時、私が思う完璧でない人が現れ、それがまかり通りそれがスタンダードになっていったんです。衝撃でした。今までの自分が崩れていくような、そんな気持ちで打ちのめされました。
今までの自分の努力、かけてきた時間、使っていた神経みたいなすべてが、否定されたような気持ちになりました。
そこで初めて学んだのは、完璧は、人、環境や状況など色々な要素によって変わるということ。
当たり前じゃんと笑われそうですが、私は一つの価値観にずっと縛られていたんですよね。だからいつも苦しかったし、緊張感いっぱいでした。
それを人にも押し付けていたから出来ないと腹が立つし、自分の仕事が増えるとイライラしていました。
書いていて、本当に嫌な奴ですよね苦笑 参っちゃうな。。
でも、その時の私は一生懸命でそれ以外見えなかったし、考えられなかった。
だから、周りから責められたり、詰められたり、苦しかった。
それが自分の考えだったんだ、本当は完璧目指したかったんじゃないのに、いつしか誰かの考えを自分のものと勘違いして、滅茶苦茶頑張っていたのでした。
今は力が抜けているし、完璧も色々あると思えます。もちろん、人にも優しくなれています。
自分が握りしめている考えって当たり前すぎて見えないけど、その反対は外側に現れるから「今握っているのはこれじゃない？」と見せてくれるのです。
あ、そっかって気づいたら、自分が握っている考え、嫌がって外に追い出した考え、どちらも迎え入れましょう。
内側が外側に現れたら、受け入れてあげるのが大事。
完璧なんて人の分だけある、と思えると、とっても楽ですよ☆
