こんにちは、そのさき、です。
失敗したことを何度も悔やんだり、あの一言が相手を傷つけたかもと自分を責めたり、ネガティブ思考が止まらないことはよくありました。
頭の中で何度も繰り返しそのシーンを描いて、何度もその感情を感じている状態ですから、苦しいのなんの。
嫌なのに離れない、気づけばそればかり考えてしまう、そんな事が何回もありました。
これって、何回も体験しているのと同じ事を自分にしているんですけど、その影響は信じられないほど大きいんです。
とはいっても、頭から離れないんです!だってあんな事しなければよかったとしか思えない!という心の叫びがありますよね。
こっちを聞いてあげる事が先です。そして、そこに隠されている本当の気持ちを救い出せば、ネガティブから離れられます。
あんな事しなければよかった、あの失敗のせいで・・・そう思う時こそ自愛です。
そう思うよね、うんうん、そうだよね、とひたすら寄り添ってください。そしてどう思っているのかを深堀しましょう。
失敗したくなかった、だってバカにされるもん、あいつのせいでダメになったって思われる、という思いが出てくるかもしれません。
あんな事言わなければ気まずくならなかったのかも、私が悪い、どうしよう、彼を失っていまうかも、という思いが出てくるかもしれません。
その気持ちにも寄り添い、俯瞰して見つめます。あーこんな事思ってたんだなー私、こんな感じで自分の本音に向き合います。
そうしたら、バカにされるかもという恐怖、私のせいだと責められるかもという恐れ、彼を失うという恐怖、彼を失ったら一人になってしまうという恐れが見えてきました。
あーこれを怖がっていたから外側に追い出してしまったんだな、だから現実になって見せてくれたんだな、と受けとめましょう。
これも私の思い、考えですから、ちゃんと自分の内側に戻してあげるんです。
これで一旦完了。
何度も繰り返す時は、別の恐怖や不快感があるか、傷が深くて何度か同じ対応が必要なケースです。
いずれにしても、ネガティブをちゃんと受け入れられます。
なによりも、ネガティブがあるということは同じ量のポジティブもある、ということですから、ネガティブを受け入れたら自分にはポジティブもあるんだな、と両面受け取るとバッチリ完了です。
どちらかの面だけがあるのではなく、両方持っているから自分なんですよね。
どちらもあっていいし、どちらも自分のカケラです。
全てを自分の内側に戻していく作業が、自愛なんですね。